吉方位・方位学(気学)について
みなさん「吉方位」という言葉はご存知でしょうか。
吉方位とは、九星気学を基に、自分の本命星によって割り出される吉方位へ行って開運する方角のことを指します。
「吉」という言葉の反対には「凶」が必ず存在します。
吉方位のいわれや、凶方位へ行ってしまった際の対処法も合わせてご紹介いたします。
吉方位ってなに?
吉方位とは、九星気学を基に、自分の本命星によって割り出される吉方位へ行って開運をする方角のことを指します。
「吉方位に行っただけで本当に開運するの?」と思う方もいるかと思いますが、気学は学問です。
戦略的に開運するための攻めの開運術と言っても過言ではありません。
数百年前から言い伝えられ、古神道では安寧のために方位学が使われてきました。
古来の渡来人は吉方位を目指して日本にやってきたといわれているほど、歴史の長い学問です。
九星気学ってなに?
吉方位は、九星気学の自分の本命星を中心に方位を見て行きます。
そもそも九星気学とは、生まれた年月の九星と干支、五行を組み合わせた占術のことを指します。
『九星早見表』でインターネットで検索すると一覧が見れますので、ご自身の本命星を調べることが出来ます。
吉方位とは、年の吉方と本命星の月の吉方位が重なる方位で初めて吉方位となります。本命星の月盤は毎月変化します。
九種類の星
- 一白水星(いっぱくすいせい)
- 二黒土星(じこくどせい)
- 三碧木星(さんぺきもくせい)
- 四緑木星(しりょくもくせい)
- 五黄土星(ごおうどせい)
- 六白金星(ろっぱくきんせい)
- 七赤金星(しちせききんせい)
- 八白土星(はっぱくどせい)
- 九紫火星(きゅうしかせい)
また、方位にはそれぞれ意味があります。
自分が得たい運気の方位へ行って、その運気を得ることもできます。
方位の意味
- 北(一白水星)・・・愛情運・人脈運・健康運・子宝運
- 北東(八白土星)・・・変化・改革運・相続運・不動産運
- 東(三碧木星)・・・発展運・技術運・若返り
- 東南(四緑木星)・・・信用運・結婚運・良縁運
- 南(九紫火星)・・・地位や名誉運・人気運・才能開花
- 南西(二黒土星)・・・営業運・家庭運・不動産運
- 西(七赤金星)・・・金運・商売運・結婚運・社交運
- 北西(六白金星)・・・事業運・勝負運・出世運
吉方旅行ってなに?
吉方旅行とは、ご自分の吉方位の方角へ1泊以上する旅行のことです。できれば50km以上は離れた場所が良いといわれています。
自分の住居を中心として八方位をとるのですが、方位盤は均等に45度ずつではなく、東・西・南・北は各30度、東南・南西・南北・北東は各60度に分けられています。
ご自宅からの方位を見る場合は、『あちこち方位』というサイトがとても見やすいです。
吉方旅行は、長ければ長いほど・遠ければ遠いほど強く作用が出ます。
「最近ついてないな。最近うまくいかないな。」と感じる方は、ぜひ吉方旅行に行ってみて下さい。
運気を意識的に取り入れることで、運気は簡単に開運していきます。
また、いつもとは違う日常を感じることで気分転換も大いに出来るはずです。いつもいる場所から、一歩離れて見ることはとても大切な行動の一つです。
吉方位の作用としては、1・4・7・10の法則があり、吉方旅行に行ってから1ヵ月後・4ヵ月後etc・・・と効果が出る時期があります。方位の作用はジワジワ来るのです。
また、引っ越しはそこに住むわけですから当然方位の作用がとても強く出ます。
私は20代前半の頃、方位の知識は全くなく、知らずに大大凶方位に引っ越してしまい痛い目に合った事があります。
当時は、病気はするし、顔中ニキビは止まらないし、憑依はされるし、夜中の帰り道に追いかけられたり、とりあえず体調がずっと悪かったのです。
後々、方位学に出逢うきっかけがあり方位を学びました。
騙されたと思って、学んだ後は吉方旅行に行きまくりました(笑)
その結果、本当に不思議なのですが、全然治らなかったニキビもキレイになくなり、体調がどんどん良くなって行き、出逢う人たちも変化していきました。
無知は本当に怖いことだと、その当時とても感じたことを覚えています。
凶方位に行った時の対処方
年と月によって吉方位が取れずに、凶方位に行かざる負えない時も当然あると思います。
そんな時の対処法をご紹介します。
①方位除け(八方除け)をしておく
方位除け(八方除け)の有名な神社や、行きつけの神社で方位除け(八方除け)の御祈祷を受けておくことをオススメします。
知らず知らずのうちに凶方位に行っていて、気が付いたら運気を下げている場合もあるため、方位を気にせず旅行など行きたい方は、方位除けはしておいた方がいいでしょう。引っ越しの際も、凶方に引っ越す場合は方位除け(八方除け)の御祈祷を受けておくことをおすすめします。
御祈祷が受けられない場合は氏神様へ「〇月〇日に凶方位に行きますが、どうかお守り下さい」と手を合わせてみて下さい。祈る心が大切です。無事に帰ってこれた際は、お礼参りを忘れずに行ってみて下さいね。
私は旅行が好きなので、方位除け(八方除け)の御祈祷は毎年受けています。
神奈川県にある寒川神社は八方除けでも有名な神社でお世話になっています。
②凶方位を相殺するように吉方位で補う
凶方に行ってしまった場合は、吉方がとれる時期に吉方位のエネルギーで補うことをおすすめします。
病気にも色々あるように、運気の不調にも色々あります。
気の流れや滞りも整えれば良くなります。相性の良い気を当てて、治して行く気持ちが大切です。
何を大切に考えるかは人それぞれですが、古来より言い伝えられていることには、意味があると私は思っています。
楽しみながら開運行動をとってみてくださいね♪
あなたの運気を上げる一つのきっかけになれば幸いです。