旅記Ⅹ|ご利益満載!豊川稲荷 東京別院@赤坂
行った事がない土地や神社はまだまだたくさんあります。
ご縁があって行った土地や神社仏閣、みなさんに紹介したい素敵な場所などを「旅記」としてご紹介していきます。
東京赤坂の大都会に佇み、ご利益満載の豊川稲荷東京別院をご紹介します。
ここは何年か前からご縁をいただき、定期的に伺っている大好きな寺院の一つでもあります。
豊川稲荷とは?
豊川稲荷は、正式名を「妙嚴寺(みょうごんじ)」と称し、山号を圓福山とする曹洞宗の寺院です。
ご本尊には、豊川荼枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)をお祀りしています。
荼枳尼天(ダキニテン)様は、白い狐に跨って、稲穂を荷いだ姿をしているといわれています。
東京赤坂にある豊川稲荷は、本山愛知県豊川閣の直轄の別院となります。
豊川稲荷は東京の他にも、大阪や神奈川・札幌・福岡にも別院があり、多くの信仰を集めている寺院のひとつです。
大都会に鎮座する豊川稲荷東京別院
境内には、様々なお稲荷様や仏様がおり、七福神巡りも出来るようです。
ご自身の好きな仏様を見つけてご縁をいただくのもとても良いと思います。
こちらは御祈祷が行われる本殿です。正面手前両脇には、大きく立派な狛狐が迎えてくださいます。筋骨隆々な狐様でめちゃくちゃ強そうです。
本殿の中には上がってお参りすることができます。階段を上がって、拝殿左側に祀られている大黒様も強いパワーを放っておられます。
何度か偶然御祈祷をしているところに参加させていただきましたが、読経の迫力もとてもあり、聞けたらとってもラッキーです^^
荼枳尼天(ダキニテン)様のパワーを浴びれる奥之院
私の特にオススメの祈り処は、本殿横にある奥之院です。
こちらも本殿同様、中に上がってお参りすることができます。ダキニテン様との距離が近く感じられ、何か伝えたいことがある場合は、ここでお話をしています。(真言は声に出して唱えますが、お話の内容は声に出さなくても心の中でお伝えすれば大丈夫です。)
私は、豊川稲荷さんに行く時はお稲荷さんかおはぎを買ってこちらの奥之院でお供えします。必ずお供えは必要ではありませんが、「大好き!!」という気持ちを伝えたいのと、何か喜んでほしいな~と思うので私は持って行っています。
お供え物を上げる際の注意ですが、フタやビニール包みは開けてお供えします。また、お供えが終わったら必ず持って帰るようにします。これは、どこの寺院や神社でもそうですが、自分が持って行ったお供えものはそのまま置きっぱなしにせず、持って帰ります。そのまま置いておくと痛みますし、誰かが片付けなくてはいけませんのでお供えした後は基本持って帰ります。
ただ、専用のお供え物売り場で購入し、そのままでも大丈夫となっているものもありますので心配な時は売り場の人に確認するのが良いと思います。
境内のオススメ祈り処
豊川稲荷東京別院の境内は、色々な仏様やお稲荷様が祀られています。
その中でも私が好きな場所をいくつかご紹介いたします。
☆融通稲荷
本殿と奥の院の間にある融通稲荷尊天です。正式名称は南無如意宝生尊天(なむにょいほうしょうそんてん)といいます。
金銀財宝の融通が叶えられると言い伝えられ、融通金をいただくことができます。融通金の封筒の中には、祈念された10円玉が入っており、お財布に入れて持ち歩くといいそうです。
ここでいただいた融通金は、1年後または願いが叶った時にお礼とともに奉納します。
☆弁財天
融通稲荷の後ろ側にある弁財天様です。弁財天様は、ヒンドゥー教の女神であり水に関わる神様です。七福神の一人としても知られており、商売繁盛や財福のご利益を授かれるといわれています。
ここには、お金が洗えるところがありますので置かれているザルにお金を入れ、清めることができます。
☆招福利生大黒天
手水舎の向かいにある大黒天様です。大黒天様は、財福や五穀豊穣、出世開運・災難を除き多くの福を招くとされています。
「利生」とは、尊天様のご利益を意の如く無量に生ぜしむという意味があります。
ここの大黒天様は、本当に福々しくパワーもとても強い大黒様です。見ているだけでもご利益がいただけるような大黒様です。
この他にも、境内にはたくさんの祈り処があります。
大黒天様の横にあるご神木下のベンチも、ゆっくりできて良い休憩スポットです。ぜひお気に入りの場所をみつけてみてください。
縁起物ご紹介
豊川稲荷東京別院には授与品がたくさんあります。その中でも縁起物があるのでご紹介します。
下記の2点は、神仏研究家・文筆家の桜井識子さんが紹介していた縁起物です。
☆御影守(写真左)
三面鏡のようになっていて、開いて飾ります。
☆福銭守(写真右)
お金型に紅白の紐が結んである福銭です。
私は貯金箱の中に種銭となるようにこちらの福銭を入れてあります。
☆大吉祥礼
年始頃に豊川稲荷に行った際に、偶然見つけた大吉祥札です。
こちらは、福銭が真ん中についており、稲穂が垂れ下がっているとっても縁起の良いもので一目惚れで購入しました。
時期によってはないようなので、詳しくは豊川稲荷さんへお問合せください。
荼枳尼天(ダキニテン)様からの贈り物
私の場合、ご縁の深い神社仏閣ができたり前世で繋がりの深い神仏とご縁が出来ると、それに関連するお守りやお札の前にお金などが置かれていることがよくあります。
↓こんな感じでダキニテン様の御影守の前に千円札が気が付くと置かれています。因みに、手前の狐様は新勝寺の出世稲荷で購入した稲荷様の置物です。
驚くことに、新札になったらなんと!神様からのお金も新札で出るようになりました。驚きですw
豊川稲荷にも定期的に足を運ぶようになり、ダキニテン様にご縁をいただくことができたある日、節分の時期だったのですが、節分のお豆がバシャーっとたくさん御影守りの前に置かれていることがありました。
お礼を言いにすぐに豊川稲荷へ行くと、節分のお豆が実際に売られていて驚いたことがありました。
しかも、お豆がとても美味しくて喜んでいたら2回ほどお豆をプレゼントしてくださいました。
↓実際の現場です(笑)神仏たちは、足を運ぶ私たちを優しく、愛おしく見守ってくれているような気がします。
神様や仏様にご縁をいただけることは本当にうれしく、感謝の想いが溢れます。
先ずは、「この神社仏閣が好き!」という想いから通うのも、感性を高めるために良いと思います。
皆様にたくさんの素敵な神仏のご縁が出来ますように^^
♦豊川稲荷 東京別院
住所:東京都港区元赤坂1-4-7