旅記Ⅷ|素晴らしい護摩祈祷!深川不動堂&金運福徳神社@東京
行った事がない土地や神社はまだまだたくさんあります。
ご縁があって行った土地や神社仏閣、みなさんに紹介したい素敵な場所などを「旅記」としてご紹介して行きたいと思います。
今回は東京で大好きな神社仏閣を2ヶ所ご紹介いたします。
心に響く読経!深川不動堂
1ヶ所目は、真言宗智山派に属する大本山成田山新勝寺の東京別院となる深川不動堂です。
私はこちらの護摩祈祷に感動して、月に数回は通っています。江東区富岡の門前仲町駅から歩いてすぐのところにあります。
表参道から境内に入ると、正面に旧本堂、そして左手にたくさんの梵字が描かれた本堂がドドーンと見えます。
外壁にこんなにたくさんの梵字が描かれているお堂は初めて見ました。とても迫力があります。
こちらのお寺は門が広く、祈祷を申し込んだ人以外でも護摩祈祷に参列することができて、お堂の中にも自由に入ることができます。
現在は、旧本堂正面右側より本堂内に入ることができます。(以前は本堂横の総合受付の辺りから入れたのですが、現在は入り口が違います。時々で変わるのかもしれません。)
本堂では、一日4~5回の護摩祈祷が行われています。(コロナの影響で変動があるので、お時間等は深川不動堂公式HPをご確認ください。)
ご本尊は、成田山新勝時の弘法大師が開眼したとされる不動明王の御分霊を勧請した御分身です。
堂内も見どころ満載で、日本最大級の木彫りの「おねがい不動尊」がお祀りされてあったり、1階・2階・4階とそれぞれお参りすることができます。1階ご本尊下を通れるクリスタルのとっても幻想的な祈りの回路も素敵でした。ご自分の好きな祈り場を見つけるのもとても良いと思います。季節や時期によって色々な御祈願の種類があるのも特徴かと思います。
大迫力の護摩祈祷!仏様の慈悲
正直今まで聞いた護摩祈祷の中でも一番と言っていいほどすごい迫力があります。
先ず、大きな幣(ぬさ)でバサバサと参加者のお祓いをしてくれます。その後、参加者に仏様の御加持を与えて下さいます。
参加者全員にこんなに手厚くお祓いをしてくれるなんて。。ここでもちょっと感動しました。
その後、祈願文等が読まれ般若心経に続きます。
もう、ここから本当にすごい迫力なのです!太鼓の力強い音と、読経の音と、エネルギー全てが重なり合って、パワーと迫力が凄いのです!
私はいつも般若心経の辺りからだいたい涙がこぼれてきます。マスクの中がぐっちゃぐっちゃになるほど涙が溢れて止まらなくなります。仏様の慈悲に触れた瞬間涙が止まらないのです。
お不動様は一見すごーく恐いイメージがありますが、こちらのお不動様は慈悲深く強く優しいです。
ちょっと調子が悪いなとか、最近滞ってる気がする方は特に行ったらスカッとすると思います。空間のエネルギーや太鼓や読経の音、何しろお不動様のパワーがとても強いので色々祓っていただけます。
般若心経の途中で、お願い事を心の中でするのも直接声が届きます。慈悲深い不動明王様なので、きっとあなたの願いを叶えてくれると思います。
本格的な写経体験
深川不動堂では、写経や写仏、阿字観体験なども行っています。
深川不動堂での写経は本格的でとても良かったです。
写経の受付は、正面旧本堂の右下の御礼場で受付をしてもらえます。(一人2,000円)現在は工事の関係で写経は内仏殿の地下で行いますが、本来内仏殿2階に写経道場があります。
受付後、会場に担当の方が案内してくださいます。会場に着いて着席したら、お坊さんがわざわざ席まで来て手順や作法の説明をしてくれます。真言も説明書に書いてあり、本格的な写経を体験することができます。
写経は、ご先祖様の供養にとても役立ちます。写経を受け取ったご先祖様はとても喜びになられます。
また、こちらの写経は先祖供養だけでなく御祈願も書けるようになっていたので何か願掛けをしたい場合もお願いごとを書くことができます。
静かな整った空間で、ご先祖様を想いながら書いても良いですし、心を込めて神仏と向き合う時間を作ってみてはいかがでしょうか。
深川不動堂内には他にも開運出世稲荷や深川龍神などもあり、たくさんの祈り処がありますので境内をゆっくり見て回るのも楽しいです。
♦深川不動堂
住所:東京都江東区富岡1-17-13
大都会に鎮座する福徳神社(芽吹稲荷)
2ヶ所目は、中央区日本橋の大都会に鎮座する福徳神社(芽吹稲荷)です。
こちらは深川不動堂から電車で行ける距離にありますので、よく足を運んでいます。高層ビルの中に突然現れる癒しの神社です。
福徳神社の別名は芽吹稲荷(めぶきいなり)といわれています。名前の響きも縁起がとっても良いですよね^^
境内はこじんまりしていますが、社殿中心の古い小さなお社が昔のまま大切にお祀りしてあり、源義家朝臣や徳川家康公からも深く崇敬された歴史の古い神社です。
創建は不明ですが、神社に伝わる略記によると859年~876年には既に鎮座していたようです。
主神祭は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)です。五穀主宰・生業の神様といわれています。
相殿は、天穂日命(あめのほひのみこと)・大己貴命(おおなむちのみこと)・少名彦名命(すくなひこのみこと)・事代主命(ことしろぬしのみこと)・三穂津媛命(みほつひめのみこと)です。国造りの神様が多くお祀りされています。
江戸時代前後に太田道灌(おおたどうかん)・弁財天・徳川家康が合祀されたといわれています。
当時は、神社や境内の敷地も広大だった様です。土地の人々は「稲荷の森」と呼び、神社の周りは森林や田畑に囲まれ、周辺には農家が多くいる村落だったそうです。
神社の境内横には、緑を感じられる場所もあり今では大都会の中にある癒しの神社となっています。
お賽銭箱の横には神楽鈴があり、持参した宝くじを三宝の上にのせてシャンシャンと自分で鈴を鳴らして祈願することができます。
この時、鈴は左1・右1・左1で鳴らすと良いです。
また、こちらの神社ではハズレくじも納めることができるのでとても親切な神社だと思います。ご神氣を浴びたものをゴミとして捨てるのは・・・との配慮が込められているのかなと感じました。
左右の狛狐もキリリとかっこよく、凛とした境内の雰囲気が大好きです。
縁起物の宝袋
福徳神社は江戸時代、富くじを作って販売することを許されていた数少ない神社です。
お守りなどが置いてある授与所には宝くじを入れる「宝袋」があり、こちらは縁起物だそうです。
黄色い袋に金色の糸で「宝袋」と刺繍があり、富くじが当たった絵が描かれた可愛らしい宝袋です。内側には宝船が描かれています。
以前伺った時はすんなり購入できたのですが、最近はとても人気があるようで売り切れになることもあるそうです。購入の際は福徳神社公式HPなどで確認するのが良いと思います。
私は毎年、年末ジャンボ宝くじを楽しみに購入しているので、こちらの宝袋に入れて神楽鈴でシャンシャンしてから保管したいと思います♪
福徳神社周辺は、伊勢のアンテナショップやコレド室町など楽しいお買い物スポットがたくさんあります。
この周辺は土地のエネルギーがとても良いので、色々と散策をするもの楽しいかと思います。
♦福徳神社(芽吹稲荷)
住所:東京都中央区日本橋室町2-4-14
今回は、深川不動堂と福徳稲荷をご紹介いたしました。
この神様や仏様好きだなー!っと感じたり、居心地が良くて癒される~♪と感じるところはご縁が深い場所だったり、魂が喜んでいるサインです。ぜひご自分に合ったパワースポットを見つけてみてください^^
まだまだご紹介したい場所はたくさんあるので、1つ1つ丁寧にお伝えして行きたいと思います。